
「西陣織物館記」は、戦前の西陣織物工業組合から戦後まで、西陣の組合で事務局長をしていた前田達三氏が著した記録です。
本書は、京都市上京区今出川通大宮東入の西陣織物館(現京都市考古資料館)を軸にして、西陣の歴史について、同業組合設立以前から戦後すぐまで、明治以後の西陣の歴史を詳述した、ほぼ唯一の史料です。西陣織物館の設立経緯についても、独自の語り口で記述されています。
戦後の混乱期においても、なんとしても先人の意志を継承しようとした前田氏は、現在の組合と争ったのちに西陣の歴史から姿を消しましたが、西陣の歴史継承に対して果たした役割は大でした。
タイトル:西陣織物館記
発行日:昭和35年7月10日
編纂・著作:前田達三
発行:西陣織物館(京都市上京区今出川通大宮東入)
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